ゼンカイジャーショー第4弾という伝説に立ち会って

東京ドームシティシアターGロッソにて『機界戦隊ゼンカイジャーショー シリーズ第4弾特別公演』を観て来たレポです。

※ネタバレゼンカイ!

 

 

 

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ゼンカイジャー大好き...!
Gロッソ史上一番泣いた。

ゼンカイジャーらしい世界初のアイディアゼンカイ!でこれは歴史に残る公演に立ち会えたなと思う。

 

まず入場して場内BGMのキャラソンを聴く。ここで聴くためにあえて全員分は聴かないでおいた。

皆良い感じの中なにやらテニミュっぽいイントロが流れてきたと思ったらゾックスの美声キャラソンで完全ノックアウトされてしまった。

ヨホホイを封じたら封じたで最強にかっこいい賊の顔を魅せられるゾックスずるいッス。

 

いつものアトラクションズのCM、いつものペンライトの使い方、いつものお家の人と一緒に聞いてほしい注意事項を聞いていよいよ場内が暗くなる。

いつものお姉さん、カモン!

と思ったらいきなり幕が開いてそこではゼンカイオー達が戦っていた。

 

WHAT!?

前代未聞の状況に開幕即度肝を抜かれてしまった。決して目撃できないはずの巨大ロボ戦が目の前で繰り広げられている・・・!

そりゃ実際のゼンカイオーよりは小さいのだけどビルや山の背景のおかげでスケール感にリアリティが出て、本当に目の前で巨大戦が行われている感覚だった。感激だ!!!

 

無事に撃破して幕が閉じ「おわり」の字がデカデカと出てくると、紙芝居のおじいさんがやって来てこれは紙芝居だったと告げる。いつものGロッソのお姉さんもここで出てくる。

メタ!

ここでもういつものGロッソじゃねえなと察する。おもろい予感がすごい。

 

予感を具現化するように急襲してきたのは"ステージワルド"!!!こいつが本当に天才なのだがそれは後にして、まずノータイムでフリントが登場!頼もしい!

いよいよやばい感じになったところで幕が開くとゼンカイジャー5人が光に照らされて立っていた。

その光景があまりにかっこよくて、あまりにゼンカイジャーで泣きそうだった。皆のカラフルなボディが綺麗に照らされていて、その真ん中に介人が堂々と立つ。本物のゼンカイジャーが参上してくれた感が物凄かった。

 

それでゼンカイジャーの戦いになったわけだけど確かここで介人はしばらく素面で戦い続けていてめちゃくちゃかっこよかった。

身軽にスイスイ舞うのもかっこいいし、クダックにギアトリンガーを取られてクダックの武器でやり返すくだりとかはクダック側と連携する難しいアクションだろうに完璧にやり切ってて、駒木根くんのポテンシャルと1年間の実績を存分に感じて感服でしたわ。

 

ゼンカイザー達が舞台袖に押されていってピンチ!になると当然駆けつけてくれるゾックスはなんと奈落からジャンプで登場!生歌ヨホホイホイを聴かせてくれた・・・もう死んでもええ・・・

と思ったらいつもの口笛ソングが聴こえてくる。ステイシーきゅんキターーーー!

僕の方が強い!と張り合いつつ背中を預け合うような二人にあれこれ時系列アレか!?と思ってるうちになんと二人が同時チェンジするではないか・・・・・・

いつか観たいと願ったような光景が目の前で繰り広げられてちょっとワケが分からなかった・・・

 

しかし戦いの中で皆はステージワルドのビームを浴びせられてしまう。

ワルドのビームで皆が変になるやつが目の前で・・・!ゼンカイ世界の住民になれた気分だった。

ステージワルドの能力はビームを浴びた人間を自分のシナリオ通りに動かせるというものらしい。ってことは!?

 

舞台がガラッと中世風に変わりお姫様のマジーヌが登場。(アンジェラ芽衣さん早よ来て!)

ステージワルド様、ステージワルド様、あなたはどうしてステージワルド様なの・・・という迫真の演技に全米がヌヌヌマジーヌ・・・

と思ったらブルーンも姫の格好で登場し二人は争わされてしまう。いつものゼンカイだった。

Gロッソで観るブルーンの挙動が毎度面白すぎて大好きなのだけど姫の格好は尚更面白全開で良かった。

 

舞台は変わり江戸風。羽織を着たジュランとガオーンが斬り合いする胸熱展開!ステージワルドのセンスに心から感謝してしまった。

階段下に転がったガオーンに手を差し伸べるジュランのシーンが普通に感動的だったが、ガオーンが奈落に落ち去った後ジュランも落ちそうでなかなか落ちないコントをやってくれて結局ゼンカイだった。

 

さて人間ちゅわん達はどうなる!?

→学校だ・・・

学ランを着て教室の椅子に座る皆の画を見られただけでもう満足だった。Gロッソという舞台をお芝居に活用する発想がどれだけ天才か思い知った。

介人達も戦わされてしまうのだけど介人がステージワルドのシナリオより魅力的なアドリブを言うことで支配を回避出来てしまった。その間ステイシーとゾックスが静かに戦い床にもつれ合うのがシュールすぎたが・・・。

 

支配を回避した介人がステージワルドのシナリオが詰まったステッキを折ることで舞台は崩壊、世界ゼンカイオールオッケー!

そこに冒頭の紙芝居おじさんが現れる。

いや待て、そのオッサンなんかやばいて!と思っているうちに大量のクダックとバラシタラが登場。正確にはバラシタラ役のクダックだという。

介人が壊したステッキは偽物で、あれも含めてシナリオだったのだとステージワルドが言う。

メタ!

 

そしてクダック達の真ん中に躍り出た紙芝居おじさんがスモークの中で黒い姿に変身。めちゃかっこよくてビビりすぎて、名前を忘れた・・・とにかく悪そうなヤツ!

介人達は黒い布状のもので拘束されてしまい(これの詳細が思い出せないが物質ではなくて闇を象徴するみたいな何かだったと思う)ゾックスもステイシーも同様で詰んでる!会場の子供達に魔の手が伸びてしまう!どうする!?

 

いつものGロッソならここで俺たちの拍手とペンライトの力を送るはずだった。第3弾公演でもそうして彼らは立ち上がってくれた。

しかし世界初の男・五色田介人はひらめいた。

「俺たちが皆を応援しよう!!!」

 

はい!?となったが、今まで応援してくれた皆を今度は僕らが応援しよう!1年間戦えたのは皆のおかげだもんね!とまとまっていくゼンカイジャー。それにノるゾックス。フリントにノせられるステイシー。

そうして8人は会場の皆を応援することに。

介人が介人らしいエールで会場に呼びかける。絶対諦めるな!と締めたところで、

 

がんばれー!

 

の文字が大きく映し出されると共に8人が叫ぶ、舞台が眩しく光りキラッキラの装飾が渦巻く、輝きを失っていた手元のペンライトが激しくカラフルに輝く!

あの一瞬に漲った強烈な力を言葉にすることができない。涙が勝手に出て来てボロボロ泣いた。

 

「がんばれー!」というのはコロナ前のGロッソで子供達が叫ぶ言葉だった。

あれを聞いて何度涙が滲んだか分からないが、コロナで発声が禁止になりあの声を戦隊メンバーに届けることが出来なくなった。

それでも拍手とペンライトという新たな術で子供達はスーパー戦隊を応援し続け、前回の第3弾公演ではその光景に十分泣けてしまったのだけど。

一人一人がきっと心の声で叫び続けていた「がんばれー!」を、ゼンカイジャー達が返してくれた。

全く予想外のサプライズに完全にしてやられて、あの完璧な演出の中でボロボロ泣いてしまったというわけだった。

 

五色田介人だからこそ思いつけることだし介人は真に人を応援する人だなーと思う。

リュウソウジャー・キラメイジャーからのGロッソの流れを汲んでこのような感動に昇華する演出手腕も見事すぎた。流石井上テテ先生!!!

からの、いつもの拍手とペンライトでこちらからもエールを返した。※泣きながら

 

それで皆豪華すぎる7人同時チェンジをして戦ってくれた。ヌヌヌマジーヌで宙に浮くブルーンが華麗で面白すぎた。

バラシタラ役のクダックとステイシーの戦いとか、TV最終回後の3月公演でもう一回観たくなるやつ。あとステイシーが太陽戦隊サンバルカンの偽物チュン!を出すものだから驚かされた。

介人の前に紙芝居おじさんの黒い敵が現れるのだけど、その登場の宙返りみたいなのが凄すぎて少しどよめきが起こっていた。マジモンのプロアクターとしか思えない格好良い戦いに見入ってしまう。今までGロッソで観た中でも一番ゴリゴリキレキレのヤバいアクションで敵ながらマジでずっと観ていたかったぜ...

一方フリントはアニキに新しいギアを渡すも、アニキが誤射でフリントにギアを撃ってしまう。

するとスモークの向こうから現れたのは、銀色に輝く・・・ツーカイフリント!?!?!?

このサプライズには完全にやられた。こんなことしていいのか!?

いつも前線で頑張りつつ実戦には中々参加できず、7人同時変身の時も「またあたしは見物かよ!」と言いながらはけていったフリントがついに変身している姿に涙が出た。本編でやらなくていいのか!?

金と銀の兄妹が美しく舞い敵を薙ぎ倒す。ずっと憧れていた光景が目の前で繰り広げられて、今日それ何回目だろうという感じでキャパオーバーになりそうだった。ツーカイにカッコよかった!

 

カッケー黒い敵もスクリーン越しのヤバいガスみたいな存在になり、ヤバかったけどうちらのペンライトと拍手でしのいだ。

この敵についてちょっと色々聞き逃したっぽいからやはりもう一度観劇したいところ。

最後はスーパーゼンカイザーを皆で支えて8人で攻撃を撃ち、黒い敵もステージワルドも撃破。世界ゼンカイオールオッケーでダンスをして大団円。

こうして斬新で完璧なゼンカイジャーショーは幕を閉じ、「おわり」ではなく「またね!」の文字でお別れ。満天の星のようなキラキラが投影されてすごく幻想的だった。

4人の舞台挨拶も相変わらずおもろくて大大満足!

 

ステイシー:皆は3連休で、俺たちは3連勤だ!

フリント:今朝アニキが新しいパジャマ着てて、古いパジャマポイってしたんだけどどう思う!?みんな物を大切にしろよ!

ゾックス:今日は金曜日、「金」の日、だから...だからツーカイザーの日だ!

介人:外は雪だね!みんな雪は好き!?あったかくして帰ったら手洗いうがいして勉強するんだよ!なにかあったら今日の応援を思い出して!

 

ほわわ〜としながら帰って来た。目を閉じるとまだあの光が見える。

介人達が全身全霊でがんばれー!と応援してくれた時、自分が今ここにいること、生きていること、生きていくことを一気に肯定してもらえた気がした。

ゼンカイジャーのハチャメチャで頼もしい皆だからこそ届けられた、一生心を照らし続けてくれるヒーローショーだった。

ありがとう、ゼンカイジャー!ゾックス!フリント!ステイシー!

そしてこの伝説の公演を作り上げてくださった全ての皆様、井上テテ先生、ありがとうございます!!!

この御恩は決して忘れません。これからもゼンカイジャーを、スーパー戦隊を、シアターGロッソを全力ゼンカイで応援し続けます!!!

チョアーーーーー!!!!!!

 

おわり

『深罪の三重奏』を聴いて

Vシネクスト『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏』

を観て帰ってきたこの瞬間の余韻を残すためのページです。

※完全ネタバレ

 

 

 

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号泣だった...
買い物とかも出来ず真っ直ぐ家帰った...まだ茫然としてる

まともな文章書ける状態じゃないからランダムに記すけどまあいいでしょう...

 

⚫︎それでも想う強さ

結菜と過ごした時間が偽りだったと分かっても、賢人は結菜を救うために剣を振るった。そして結菜の中にも賢人への想いが生まれていた。

間宮が復讐のために飛羽真に寄り添っていたとしても、間宮の言葉は飛羽真の心を強くした。

何も言えなくたって陸には飛羽真が大切だった。間宮にだって飛羽真へ想いが残っていた。

誰もかも忘れてしまっても倫太郎は大切な人達のために剣を振るった。剣士を消そうとした倫太郎の父も倫太郎を息子として抱き締めた。

表層に惑わされず最後まで人を想う強さや、家族という繋がりの根底にある愛を優しく見せつけられた作品だった。

 

⚫︎陸

陸がいよいよお父さん!って言えそうになってるところからガチ号泣だった。

心の中では飛羽真に貰ってきたものがちゃんとあるのにどうしても発声出来ない、あの日のトラウマで身体が動かない、そのもどかしさをずっと見守ってきたからこそ、陸の声がやっと声になったあの瞬間はもう泣くしかなかった。

 

⚫︎深罪

「戦いの犠牲者」という仮面ライダー共通の闇(Vシネクローズが印象的)をセイバーで突くかと意外だったけど、ビジュアルイメージのエグさでより意表をつかれてだいぶやられた。

血塗れの手がブレイズのボディに絡み付く幻覚が、仮面ライダーという存在を根本から問い直すような衝撃的な画であれは忘れられないと思う。

 

⚫︎抜刀

3人とも抜刀に至るまでの痛烈な過程と覚悟が物凄いから抜刀が本当に今まで見た中で一番格好良かった。

単純に8年後のビジュアルが良すぎて抜刀もより一層キマってたのもある。特に賢人はシチュエーションも相まって全てがかっこよすぎて頭に残ってる。

 

⚫︎アクション

アラビアーナナイト、、、、完璧!

タテガミ氷獣戦記で幻覚の犠牲者達を振り切って背負うブレイズが最高にかっこよかった。

陸のために躊躇い続けてきたけどついに抜刀した飛羽真が炎と剣を象徴する姿に変身するのがアアーという感じで、久々に見る初期フォームでファルシオンを圧倒していくのがすごく胸熱だった。

 

⚫︎ファルシオン

ホラーな撮り方で急に出てくるの怖すぎ。色合いも絶妙に怖い。存在を消す能力も契約の代償も怖い。無銘剣とんでもねえ。

分かりやすい新たな敵が現れたり再興したりとかではなく、犠牲者を想うあまりに生まれた恨みや正義そのもののある意味での弱さにつけ込む形で偏在する脅威、というものを敵役に置くのが新感覚で良かった。

 

⚫︎ミステリー

冒頭の断片的で不安定な映像の繋ぎがこの映画の雰囲気を一気に作ってくれてワクワク...ではないけどなんか「気分」が出来て良かった。芽依ちゃんが急に帰ったところが本当に気味悪くてやばかった。

仮面ライダーでああいう質感は見たことなかったし上堀内監督こういうこともされるんだと嬉しくなった。

 

⚫︎8年後の皆

岩斬ってる蓮かっこよすぎだろ...

眼鏡賢人くんの色気に大敗北。尾上さん教師になってて泣きそうだった。大秦寺さんの8年後めっちゃ分かる。神代兄妹あのまんま磨きがかって眩い。ユーリとソフィア様一ミリも変わらん安心感。芽依ちゃん本当に若々しいけど倫太郎が相変わらずすぎてどんまい...!

飛羽真はやっぱり物語を信じるし人を信じるし絶対に守るし飛羽真だなーと安心しつつ、陸の父として悩む中で落ち着いた男になったのも良かった。約束する!俺が決める!とは安易に言わない感じがいい。

8年後の世界を見事に表現する役者さん達の力量に拍手。これぞ1年の厚み。

 

⚫︎エンディング

放心状態の中で深愛の四重奏って出てきて何かと思ったらトリオが歌い出してくれてめちゃ嬉しかったし、芽依ちゃんが歌い始めた瞬間マジでこの曲を企画した天才に感謝した。

川津明日香さんの歌声をまた聴けるだけでも嬉しいのに彼女の歌声を最高に生かす四重奏に鳥肌が止まらない...
川津明日香さんは切実に歌手活動をしてほしい。

⚫︎逆に良かった

ロジック面が初見では理解しづらくて終盤困惑したが一回で分かるような簡単な作品じゃなくて逆に良かった。

8年後にしても本編との雰囲気の違いが強かったが、いっそ本編未見でも泣いてしまいそうな強度ある一本として完成していたのは逆に良かった。数年後にふとVシネだけ観ても楽しめるだろうし。

 

⚫︎Vシネとして

スペクターの伝説もあるから1話の時点からずっとVシネを楽しみにしてきたけど本当に期待以上で、それでもこういう作品になるとは全然想像もつかなかったから凄い。よくぞここまで振り切ってくれたと思う。

今までのライダー作品の中でも新感覚でかなり喰らった。罪をテーマに置いて容赦ない映像でタブーを抉りつつ、人が人を想い物語を作っていくというセイバーの本質を見事に変奏した傑作だった。セイバーという作品の持つ優しさを良い方向に煮詰めた素晴らしいVシネだったと思う。

 

 

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そんなこんなで珠玉のVシネに大満足した日だった。朝早くて眠かったけど観に行って本当に良かった。映画館やってて良かった。この作品を映画館で体感できて本当に良かった!

ますます上堀内監督のファンになったし福田さんが書くであろう小説も楽しみすぎる。

が、Vシネがこれで終わりだとしたら惜しい。上堀内監督の撮る緋道蓮だけでももうちょっと観ていたい...頼む...!!!!!

リバイス新規氏に贈るビヨジェネ前知識

『リバイス』で初めて仮面ライダーを観ている親友Y氏と『ビヨンド・ジェネレーションズ』を観に行くことになったんで、必要そうな前知識をフワッとお伝えするためのページです 

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予告観た感じゲストキャラの話が中心っぽいしリバイスの比重がデカそうだから、とりあえずこの5つを軽く押さえれば行けると思う!

仮面ライダーシリーズの歴史

・各作品の世界観の繋がり方

仮面ライダー(1号)の概要

仮面ライダーセイバーの概要 ※ネタバレ

・セイバーとリバイスの関係

 

ではではまずは

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仮面ライダーシリーズの歴史◆

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50年前の1971年に『仮面ライダー』が放送開始👏

最初は怖すぎて子供ウケ悪かったらしいけどなんやかんや人気出て変身ブームを巻き起こし、『仮面ライダーV3』、『仮面ライダーX』...とシリーズ化した。

んだが、今みたいに毎年きっちり1年ずつじゃなく、しばらく続いたり数年空いたりみたいな感じだった。

(ちなみにスーパー戦隊は75年から毎年やってる!)

9作くらいやって88年の『BLACK RX』で一旦終わり、その後92〜94年に単発映画とかが作られたけどそれっきりだった。

(うちらが生まれた年のライダーはいないorz)

で、2000年にオダギリジョーの『仮面ライダークウガ』で復活👏

いわゆる平成仮面ライダーシリーズが始まって、これは戦隊と一緒に毎年続く形式だった。ちなみにプリキュアは2004年から。

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そんで平成20作品を終えて令和ライダーに受け継がれ、3作目のリバイスに至る!

令和ライダーも平成の延長みたいなもんだけど、新時代的なテーマや多様性を重視してる印象。女性ライダーも毎年レギュラー化しててよい!

(あとロケ地も新しくなってさいたま新都心とか減った感)

 

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◆各作品の世界観の繋がり方◆

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50年間で32作以上のライダーが生まれたわけだけど、それぞれの物語は地続きなのかどうか?は...

作品によって色んな見解があるんだけど、今回の映画では初代からセンチュリー(未来の100周年ライダー)まで全部繋がってると考えて良いと思う!!!

けど一応色んな見解を紹介するぜ...

⚫︎昭和ライダー

先輩ライダーが出てくることもあったみたいだから基本繋がってたと思われる。特に気にしてなさそう()

⚫︎平成の映画

今回みたいなコラボ映画を毎年やってるんだけど、お祭り系の映画はその場のノリで集まってたり、メタ視点(自分達ライダーはテレビドラマの物語であるという自覚)まで含んだ複雑な映画もある。

今回はどっち系かまだ分からんけどまあ特に気にせず見れば良いと思う()

⚫︎平成10周年記念作『ディケイド』

過去ライダーの並行世界を旅する話。各ライダー世界は再構成された上でパラレルワールドとして存在した。画的には地球が9個あったw

ディケイド門矢士は並行世界を移動できる能力があって、20周年のジオウとかにも出てきた。今回は絡まなそう。中の人は跡部部長。

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⚫︎平成20周年記念作『ジオウ』

過去の全平成ライダーの力を受け継いで魔王になる運命を背負った普通の高校生常盤ソウゴの話。タイムマジーンで過去に行ってライダーに会える、つまり平成ライダーは同じ世界での出来事だったという設定。

時間移動できるマシンはタイムマジーンか『電王』のデンライナーだから、今回の映画にどっちかは関わるかも?

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⚫︎仮面ライダー50周年記念作『リバイス

仮面ライダーのオタクであるジョージ狩崎が、過去ライダーをモチーフにしたバイスタンプを作っている。

バイスタンプでのフォームチェンジはあれ実は過去ライダーのモチーフなんだけど、毎年そうなんじゃなくて50周年だから特別にやってる。

バイスとセイバーは会ってるから全ライダーが地続きの世界観なんだろうけど、狩崎がライダーのぬいぐるみやベルトを持ってたりする以上、仮面ライダーがフィクションとして放送されているこの世界のようにも見える。

そこら辺は今後明かされるのか映画にも関わるのかナゾ。

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仮面ライダー(1号)の概要◆

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今回の映画に初代仮面ライダー(1号と呼ばれる)が出るんで触れておくね!

仮面ライダー、本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦うのだ。

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つまり本郷猛はショッカーに改造された体でショッカーと戦うわけだけど、"敵側の力で敵に立ち向かう"構図は悪魔のスタンプで戦うリバイスにまでずっと継承されてるのだね。

藤岡弘、が演じる本郷猛はめっちゃ平成のコラボ映画に出てくれて夏にやったセイバーとゼンカイジャーの映画にも出てた。

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ただそれは50年後の今の本郷猛であって、今回の映画では50年前当時の本郷猛が出るんだけどそれは藤岡弘、のリアル息子が演じてくれる模様。すごい。

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仮面ライダーセイバーの概要◆

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多分この映画は前作『セイバー』の後日談で、キャラ皆出てくるから軽く見ておくと良いと思われ!

結末ネタバレだけどまあいいでしょう...

 

⚫︎ざっくり要点

本の力で作られたワンダーワールドと現実世界の二つがあり、現実世界を消そうとする敵勢力と剣士組織が戦っていた。

剣に選ばれた小説家の飛羽真が剣士になり、組織内で対立もあったけど組織の闇を暴いて団結し、皆で敵に立ち向かった。

最後は現実世界が消えかけたが、人々が物語を想う力が飛羽真を後押しし世界は救われた。

...本当はめっちゃ複雑なんだけど映画には関わって来ないだろうからこのくらいで良いと思うw 彼らが大切にしたのは「物語」「約束」ってことだけ覚えとけばおk!

 

⚫︎飛羽真(とうま)

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売れっ子小説家。

約束を破ってルナ(幼馴染)を助けられなかった経験から全ての約束を果たすようになった。決定された未来に絶望せず、新たな物語を紡ぐことで対抗していく。

世界を救うのと引き換えにワンダーワールドから帰って来られなくなったが、物語を書き続けることで1年後に帰還。ルナとは離れ離れになるが、離れていても友達は繋がっているという明るいエンド。

⚫︎倫太郎&芽依

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剣士の組織で育った倫太郎は組織だけを家族だと思い暴走することもあった。

飛羽真の編集者の芽依は太陽のように明るく、時に強く倫太郎を鼓舞してくれた。

二人は惹かれ合いつつ倫太郎が疎すぎてなかなか恋愛に発展せず。。最終回ではペアルックで登場し、ようやく付き合ったっぽい。

⚫︎賢人

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飛羽真&ルナと幼馴染。封印されたり闇落ちしたりしたけど、飛羽真を信じることで復活。中の人は手塚部長。ええ声。

⚫︎

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強さを求める忍者ボーイ。

強さを求めすぎて家出。デザスト(C.V.内山昂輝)という怪人と行動を共にすることで成長し、かつての憧れだった賢人と対等になれた。

デザストとの別れの戦いではKeyっぽい挿入歌が流れ、漏れは号泣した_____

⚫︎尾上&大秦寺

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若者を見守る年長者組。

尾上は息子のそらを育てる子育て王。妻は海外にいる。

大秦寺は刀オタクの刀鍛冶。人見知りだけどテンション上がるとぶっ壊れる。

⚫︎お兄様&玲花

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飛羽真たちとは対立していたが、従事していたマスターが裏切り者だと分かり共闘するように。

お兄様に近付く女には玲花がキレる。ツンデレなお兄様も玲花を大切に思っている。

お兄様の剣で時間を操る能力が超カッケーので映画でも観られたら嬉しい...!

⚫︎ソフィア

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組織を守る皆の女神。人間ではない。

⚫︎ユーリ

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光の剣。古代では人間だった。

チート級に強くて治癒能力もあるユーリがいれば大体なんとかなる。

ずっと眠っていたから現代社会に疎く、好奇心が強い。かわいい。

 

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◆セイバーとリバイスの関係◆

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セイバーとリバイスは二度共演済!

夏映画『スーパーヒーロー戦記

セイバー・ゼンカイジャー・全てのライダー・戦隊が集結して戦ってるところにリバイ&バイスが来て、戦って去って行った。

そんな絡んでないし変身も解いてないけど一応初対面はここ。仮面ライダー1号/本郷猛も同じ場にいた。

セイバー最終回(増刊号)

本筋が終わった後のコラボ回。平和が訪れた飛羽真たちの前にデッドマンが現れ、リバイ&バイスと共闘する。それを見てジョージ狩崎歓喜

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一輝は変身解除して飛羽真たちに自己紹介して銭湯へ帰って行った。

光の剣であるユーリにだけはバイスが見えていた。この件は映画で拾われるかもだし拾われないかも()

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てな感じで知っておくと良いことはこんなもんだと思う!意外とボリューミーになってすまんorz

追加の予告とか見て必要そうなことは当日言うわ!

映画が面白いかは正直分からんが、大スクリーンで一輝兄たちを拝むだけでも楽しいだろうから期待しよう🙏ではでは〜